カルガモの習性
カルガモは冬にカップルを作ります。
そして、専門書によると
メスだけで、巣を作り、
メスだけで、卵を抱き
メスだけで、子育てをする
と書いてあります。
悲しい事にオスはオスだけで群れを作って、遠い安全な餌場で暮らすのだそうです。
しかし、カルガモの人工巣で、抱卵から子育てまでを観察すると、いろいろな発見があります。
母ガモが卵を抱いている時も、
ヒナと母ガモがカラスに襲われた時も、
すぐに駆けつける一羽のオスがいるのです。
卵を抱いている時期
母ガモは、暗くなると巣から出てきて排泄し、食事に出かけるのですが
巣から出ると、「ガー」と鳴き仲間を呼びます。
昨年は、一羽のオスが必ず飛んできて2羽で出かけていました。
今年は、三羽が飛んできて出かけて行きます。
この三羽は一羽と二羽の組み合わせのようです。
一羽が二羽を追い払う場面がしょっちゅうあるからです。
もしかすると、二羽は昨年生まれた子供達で
一羽は父ガモなのかも知れません。
この様子は動画で見ることができます。
カルガモを専門にしている鳥類学者はあまりいないのだそうです。
私たちの身近な鳥の生態。
御家族で観察してみませんか?
ゴールデンウィーク中にヒナの誕生が見れるかもしれませんよ!
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