撮影終了

カルガモプロジェクト

2009年05月05日 22:12

明日の「とくダネ」のための収録が終わりました。

放送時間は10分程度だけど、撮影は朝11時から開始し、夜の9時まで!
それもロケは雨の中

夜中まで粘っていた理由は、親鳥が巣から離れたタイミングで、卵が何個あるか調べるために巣に行って撮影をしたかったから。


先月の14日、巣の手入れをしに行った時、卵を発見しました。
巣には2個の卵が産みつけられていました


親鳥は1回の産卵で卵を10~14個ほど産むのですが、全ての卵を一度に生むわけではありません。
毎日、少しずつ生みます。
そして、温め方を調整し、全ての卵が同時に孵るよう調整するのです。

カルガモの人工巣は、田町駅芝浦口を降りて真っ直ぐ行ったところにある
「なぎさばし」の下

芝浦アイランドの横の運河に浮かんでいます。

草の生えているのが人工巣、屋根がついているのが休息所です。


双眼鏡を持って、巣を観察しに行っても、親鳥を見つけるのは大変です。

カモフラージュという言葉と関係あるのか知りませんが
卵を温めているときのカルガモは、草むらに同化して見分けがつきません。

しかし、30分くらい根気良く観察を続けると、親鳥は卵の温め方を調整するために動き出すのです。

動き出した親鳥は草むらと簡単に見分けがつきます。



親鳥は一日中卵を温めているのですが、
夜、暗くなると巣から出てきて、排泄をし、餌を食べに出かけます。




僕達は今日、親鳥が出かけた間に、巣に卵が何個あるのか調べることにしました。

しかし、
通常、親鳥は夜の6時半から7時の間に巣から出てくるのですが
今日は、いくら待っても巣から出てきません。


もしかすると、雨の日は巣から出てこないのカモ・・・
卵が冷えてしまうのを恐れているのカモ・・・・

残念ですが、明日の放送の編集作業があるので、撤収することに・・・
明後日、卵の数のカウントを行おうと思います。

いったい巣には何個の卵があるのでしょうか?
巣からは、何羽のヒナが生まれてくるのでしょうか?

カルガモプロジェクト2年目
クライマックスのカウントダウン開始です!

一緒に新しい命の誕生を見守りましょう!

カルガモプロジェクトでは一緒にカルガモの観察や、
巣のお手入れをしてくれるメンバーを募集しています。


連絡先
港区芝浦港南地区総合支所 協働推進課 地区政策係
電話03-6400-0013
Eメール minato82@city.minato.tokyo.jp

また現在の抱卵の様子などは、
カモプロ事務局の認定NPO海塾のHPで最新の動画をご覧頂く事ができます。
現在抱卵中の卵の孵化予定は5月7~10日頃と思われます。

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