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Posted by naturum at

2010年04月02日

水辺の自然観察教室

すみません。
カモプロの活動ではないのですが、
同じ場所を使ってやっている活動を紹介させて下さい。

ちょっと物事を覚えるのが苦手だったり
人と接するのが苦手だったりする発達障害の子供達

カルガモプロジェクトの運営委託を受けているNPO海塾では
発達障害児童の療育を行っているNPOスキルキャンプと一緒に

カヌーに乗ってカルガモの巣を観察したり、運河でカヌーに乗る体験をする
「水辺の自然観察学習会」を年に数回開催しています。



水の上の不安定なカヌーに乗るという体験は、
発達障害児童にとってハイリスクではないかという意見もありましたが、
危惧するようなパニックに陥った子供の例は過去に一例もありません。

カヌーは前が子供、後ろには保護者や療育士の方、海塾スタッフが乗ります。

布一枚で水に浮かぶ狭くて不安定なカヌーに2人きりで同乗する体験は、
自己保存本能から背後にいる同船者に特別な依存感情を抱くことになり、
その心理的反応が連帯感を生み、同船者と心の絆を深める事ができます。

連帯感は不安感を払拭し、
ほとんどの児童は短時間で好奇心に目を輝かせ、目の前の自然観察に集中し無口になります。
そして、陸上に上がった後は 周囲に体験を伝えようと饒舌になる傾向があります。

このプログラムでは、過去にLDによる記憶の苦手な子供が半年以上も前の体験の内容を細かに覚えていたり、高機能自閉症の子供が療育士も驚くような自己表現をしたりというケースが見受けられたことから、専門の療育士の先生方から高い評価を受けています。

3月7日に開催した「自然観察学習会」はあいにくの雨

そこで、アイランド子供プラザのホールをお借りして
屋内学習会を行う事になりました。


半分は外国人の親子参加だったので、通訳しながらの勉強会。

海にやさしい日常生活とはどんな生活なのか?
海は私達の生活に、どのような関わりを持っているのか?

環境学習が子供にもたらす効果
療育と食育
親子の絆

代表の話しが終わると、保護者の方々から質問の嵐雷
大反響雷
外人さんは熱い汗

興奮した保護者をよそに、子供達はデゴイ作り


木製のデゴイに運河のカモの色を塗ります。

好きなカモを思い出しながら・・・


みんな自分が塗ったデゴイを大事そうに持って帰りました。

家族を大切に思う心。
身近な水辺を大切に思う心。
生まれ育った街を大切に思う心。

デゴイには僕たちのメッセージが詰まっています。  


Posted by カルガモプロジェクト at 11:09Comments(0)

2010年04月02日

アバウトすぎない?

カルガモの人工巣のそばを走る東京モノレール

昭和39年、東京オリンピックの開催に間に合わせるために
大急ぎで作った、当時の最新交通ビックリ

しかし、月日が経ちコンクリートが劣化したため
老朽化した橋脚の補強工事が行われました。
(この桟橋は関係者以外立ち入り禁止ですが、カモプロリーダーは桟橋の鍵を持つ関係者という立場で撮影しています)


海に浸かっている柱は補強のため鉄のカバーで覆われました。

でも、よ~く見ると


この橋脚も、よ~く見てね


こっちも、なんか変じゃない?


どの橋脚も間隔がバラバラ
ちょっと、アバウトすぎませんか?ビックリ


僕の目の錯覚かな?

まあ、半世紀もの間、問題ないのだから大丈夫・・と思います。
見なかった事にしましょうシーッ
  


Posted by カルガモプロジェクト at 09:00Comments(0)