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Posted by naturum at

2008年03月27日

お手入れ



最近の運河で見られる光景

これは運河の底に溜まった泥を浚渫(しゅんせつ)しているのです。



大量の泥をパイプで吸いだしたり、パワーシャベルで掘ったりして出た泥は、台船に乗せて沖の埋立地に運んでいきます。


浚渫が終わった場所で行われている、覆砂(おうさ)という作業。
砂をパワーシャベルで撒いています。

このように底に溜まった泥を取り除いた後は砂を敷いて微生物による自然浄化を促します。
運河の水がもっともっとキレイになったらいいね晴れ


ところで、天気も良いので、プロジェクトメンバーと荒川の川原までカモの巣に植える草の採取に行ってきました。





さっそく植えます。



いい感じ!
緑の浮島です。

カルガモ君!
準備OKっだよ~ん!!

今月号のベイアップにも載っておりますが、カモプロお手伝い頂ける方や、興味があって情報が欲しい方、大募集中です!
連絡先はこちら

港区 芝浦港南地区総合支所
地区政策課 地区政策担当
電話:03-6400-0013
ファックス:03-5445-4590
メール:sk-kuminnokoe@city.minato.tokyo.jp  


Posted by カルガモプロジェクト at 02:53Comments(0)

2008年03月21日

心配事

沈没した桟橋と船はその日のうちに引き上げられ、オイルフェンスで囲まれていました。

しかし・・・



付近の運河には油が浮いてます。
この油は、水と空気の間に層を作り、空気中の酸素が水に溶けるのを邪魔してしまうのです。
水の中の生き物が、酸素不足で死んでしまわないか心配・・・

あと、カモたちも、粘度の高い機械油が体に付くと、油にゴミなど付着して体が乾きにくくなり、体温を保ちにくくなってしまいます。

この事故があってから、この付近のカモが少なくなってしまいました。


餌台に乗っているのはホシハジロだけ。
キンクロハジロやカルガモはいません。

浮き巣を見ると



浮巣は5つの間取りで構成されています。
この中の一番大きな部屋の隅で・・・



ホシハジロです。
隅っこで、じっとしています。

これがカルガモだったら抱卵の可能性が高いのですが、ホシハジロは渡り鳥なので、日本で卵は産みません。
もう少し暖かくなったら北の国に帰って巣を作り子供を生みます。

このホシハジロは休んでいるだけでしょう。

しかし、集団行動を基本とするカモが仲間と離れて一羽でじっとしているのは弱っている可能性が高いと思われます。
油で体温が奪われ弱ってしまったのでしょうか?

心配です。  


Posted by カルガモプロジェクト at 08:26Comments(1)

2008年03月13日

沈没



3月11日の朝、カモの巣を見に行ったら、船が走り回り、なんだか緊迫した気配。


赤いパトランプを回転させた海上保安庁の船


東京都港湾局の船


水面浮遊ゴミを回収する清掃船まで登場!

原因はコレ(。_。)q





古い桟橋が沈没し、舫ってあった船が転覆し沈んでしまったのでした。
桟橋に置いてあった大量の木材や冷蔵庫など大型のゴミが付近の海面に散乱し、船のエンジンからオイルも流れ出して水面に漂っています。



芝浦西運河には古い桟橋があり、使われていないと思われる船も多数見受けられます。
老朽化した船が沈むと、オイルが流れ出したりして環境に影響が出るので心配です。  


Posted by カルガモプロジェクト at 07:42Comments(0)