2008年01月16日
カルガモの巣設置(その3)

巣を設置してから1ヶ月
このところ餌場の上でカモが休んでいるのをよく見かけるようになりました。
(まだ餌はあげていません)
頭が茶色いカモは冬にやってくる渡り鳥で「ホシハジロ」といいます。
通年運河に住んでるカルガモはアイランドができてから芝浦運河周辺から激減してしまったのですが、なんと、先週2回ほど、カルガモのカップルが巣の草むらに入り込んでいるのを見かけました。
巣の下見にでも来ていたのでしょうか?

期待大です!
鴨くん、カモ~ン!

設置して1ヶ月経ち、巣に植えた草が枯れないことが判ったので、追加採集に行きました。
草を採る場所は荒川河口の水辺。
ここに生えている草は、日ごろ海水を浴びているので塩分に対して耐性があるのです。

背が低く柔らかい草と、背が高く身を隠すのに適したヨシの2種類を採取。

土の付いた株ごと採ってきているので、植えるというよりは置くだけで大丈夫。
いい感じになってきました。

昨年、下に追加で入れた浮力体が動いてしまったのか、巣が斜めになっているので、明日また潜って調整することになりました。
寒空の下、運河に潜る

こんなにがんばっているんだから
春には巣を作ってほしい!
ひつこくもう一度

鴨くん、カモ~ン!

Posted by カルガモプロジェクト at
10:59
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2008年01月12日
カルガモの巣設置(その2)!

高層マンションが立ち並ぶ「芝浦アイランド」
写真中央にある洋館はエアタワーのエントランス
その前に浮かぶ不思議な物体
平成19年12月15日に設置したカモの巣は、翌日以降もセッティング作業が続きます。

この巣、よ~く見てみると・・・

雨や波で土が水を含んで重くなり、当初の予想より沈んできています。
そこで、巣の裏に浮力体を追加で入れる事にしました。
用意したのは、20Lのポリタンク9個!
(新品ではなく、プールなどに入れる塩素が入っていた廃品を区から頂いてきた物です)
20Lのポリタンクは、理論上、約20kgの水を排水するわけですから浮力も20kgあるはずです。
つまり全部で180kgの浮力を追加する作業を行います。

潜ってくれたのは株式会社ジールの加藤さん。
プロのダイバーです。

一つ一つ、20kgの浮力があるポリタンクを全体重で沈ませて、巣の下に運び固定していきます。

重労働!

1つ1つポリタンクを入れるごとに、巣は浮かび上がってきます。
水が染みて黒くなっていた部分が浮かんだ部分。

あとは、カモ君が気に入ってくれるかどうか・・・・
カモ君!カモ~ン!

これからも、草を追加したりしながら見守っていきたいと思います。

「カモの巣つくりプロジェクト」は港区在住、在勤の方々のご参加を募集しています。
みんなで草を植えたり、カモを観察したりしながら、運河の自然観察をしませんか?
<お問い合わせは>
芝浦港南地区総合支所
地区政策課 地区政策担当
電話:03-6400-0013
ファックス:03-5445-4590
メール:sk-kuminnokoe@city.minato.tokyo.jp
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03:01
│Comments(1)
2008年01月11日
カルガモの巣設置(その1)!
ご覧になった方も多いかと思いますが、ついにカルガモの産卵床となる巣の設置が行われ、現在、浮力調整などセッティングが行われています。
それでは、ここまでの経過のご報告です。
海面を利用するには、許可や運河利用者の理解など実に多くのハードルがあり、それをクリアするために港区の担当の方が行った努力は実に大変なものでした。
東京都や海上保安庁など関係機関や漁業組合など諸団体への許可や理解を得るため奔走し、最終的に地元の町会や屋形船の方々の応援を得て、やっと設置にこぎつけることができました。
まず最初に、この巣を設置するにあたりご協力頂いた多くの方々に心から感謝申し上げます。
本当は9月に設置する予定だったカルガモの巣が、トラックに積み込まれたのは11月15日のことでした。
2m×2mの巣に、カモが巣に昇降するために70cmのスロープ(スカート部分)が付いています。
設計はカモの巣作りプロジェクトのメンバーが行ったのですが、あらためて実物を見ると、その大きさにビックリ!
道を通る人の誰もが驚いて見上げていきます。

巣の下に付いているオレンジ色の物体は浮力体。
横から見ると、まるで「木造のUFO」って感じです。
巣を上から見るとこんな感じです。

カモくんの好きな場所が広いところか狭いところか判らないので、とりあえず壁で仕切って、5部屋作ってみました。
こちらは巣ではなく、カモくん達が休むために作ったもの。
屋根があり、体が乾かせる浮島を巣の傍に設置します。

巣は田町駅前からトラックに載せられ、五色橋の袂の岸壁から海へ降ろされました。

そこから設置場所までは船で引っ張っていきます。

巣は設置場所近くの桟橋に付けられ、そこで土を盛って草を植えていきます。
カモは草むらに巣を作るからです。
盛った土の量は0,5立米
草は塩分に強い草を荒川の川原から取ってきました。

数百キロの浮力を持たせた設計だったのですが、土と草の重みで巣は予想以上に沈み込んでいきます。

みんな少し不安に・・・・

日が落ちてきたので、とりあえず設置場所まで曳航し、40kgのアンカーで固定します。


曳航したとき、少し巣に水が入ってしまったので、巣はさらに沈み込んできました。
でも、土を盛ってしまった後では、もう重くてクレーンでも持ち上げることはできません。
持ち上げれば、巣は重みで壊れてしまうでしょう。
どうすれば良いのか・・・・
そう、潜って追加の浮力体を底につけるしかないのです。
厳寒の中、水中に潜るお話につづきます。
それでは、ここまでの経過のご報告です。
海面を利用するには、許可や運河利用者の理解など実に多くのハードルがあり、それをクリアするために港区の担当の方が行った努力は実に大変なものでした。
東京都や海上保安庁など関係機関や漁業組合など諸団体への許可や理解を得るため奔走し、最終的に地元の町会や屋形船の方々の応援を得て、やっと設置にこぎつけることができました。
まず最初に、この巣を設置するにあたりご協力頂いた多くの方々に心から感謝申し上げます。
本当は9月に設置する予定だったカルガモの巣が、トラックに積み込まれたのは11月15日のことでした。
2m×2mの巣に、カモが巣に昇降するために70cmのスロープ(スカート部分)が付いています。
設計はカモの巣作りプロジェクトのメンバーが行ったのですが、あらためて実物を見ると、その大きさにビックリ!
道を通る人の誰もが驚いて見上げていきます。

巣の下に付いているオレンジ色の物体は浮力体。
横から見ると、まるで「木造のUFO」って感じです。
巣を上から見るとこんな感じです。

カモくんの好きな場所が広いところか狭いところか判らないので、とりあえず壁で仕切って、5部屋作ってみました。
こちらは巣ではなく、カモくん達が休むために作ったもの。
屋根があり、体が乾かせる浮島を巣の傍に設置します。

巣は田町駅前からトラックに載せられ、五色橋の袂の岸壁から海へ降ろされました。

そこから設置場所までは船で引っ張っていきます。

巣は設置場所近くの桟橋に付けられ、そこで土を盛って草を植えていきます。
カモは草むらに巣を作るからです。
盛った土の量は0,5立米
草は塩分に強い草を荒川の川原から取ってきました。

数百キロの浮力を持たせた設計だったのですが、土と草の重みで巣は予想以上に沈み込んでいきます。

みんな少し不安に・・・・

日が落ちてきたので、とりあえず設置場所まで曳航し、40kgのアンカーで固定します。


曳航したとき、少し巣に水が入ってしまったので、巣はさらに沈み込んできました。
でも、土を盛ってしまった後では、もう重くてクレーンでも持ち上げることはできません。
持ち上げれば、巣は重みで壊れてしまうでしょう。
どうすれば良いのか・・・・
そう、潜って追加の浮力体を底につけるしかないのです。

厳寒の中、水中に潜るお話につづきます。
Posted by カルガモプロジェクト at
14:16
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