2008年09月01日
8月29日
この親子は7月末に生まれた子供たち。
2匹いなくなってしまいましたが、この時期にしては生存率は高いと思われます。
普通、カルガモは4月から5月に産卵し、夏に子供が生まれるのは稀な事です。
でも、稀ではあっても問題という事ではありません。
自然界では、子孫を残すためにあえて時期をずらして産卵を行なう事があるのです。
環境異変や天候不順などで群れごと全滅するような事態が起きたときの保険の為です。
一ヶ月前から2羽減ってしまいましたが、暑い夏にもかかわらず元気に育つ子供たち。
近所の水辺の草むらでは、栄養過多で丸々と巨大化したネコが昼寝をしていました。
いつも、草むらに潜んで、カルガモの親子が岸際にやってくるのを待っています。
歩道のコンクリート上には、干乾びたキャットフードが・・・・
近所にはネコに餌をあげる事を趣味とする方がいると聞きました。
でも、この猫たちは、新鮮な鳥肉をたらふく食べているからか、キャットフードには見向きもしないようです・・・
私たちは、野生動物であるカルガモに給餌するときは徹底的に議論し最小限に留めるよう考え行動しています。
捨て猫に餌をあげる行為。
季節外れに生まれたカルガモの子供に餌をあげる行為。
同じ動物に対する接し方に対しても様々な意見があると思います。
人間の環境に対する責任。
一緒に考えてみませんか?
Posted by カルガモプロジェクト at 23:30│Comments(0)
│カモプロ
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