2009年04月14日
卵発見!
カルガモのカップルが桟橋の上で日向ぼっこしていました。
もうすぐメスはオスと別れ、一人で巣を作り、卵を産むはずです。
しかし今年は、4月に入っても寒い日が続き、カルガモの巣の草の生長も遅いようで、身を隠すほどにはなっていません。
そこで、草を増やすために、荒川の河川敷まで草の採集に行ってきました。
カルガモの巣に使う草は、海水を被っているような海辺の草でなければいけません。
運河は塩分濃度が低いとはいっても、やはり通常の草では枯れてしまうからです。
ここは、荒川河口にある若洲運河沿いの川原
大潮の満潮時には海水を被ってしまう場所です。
辺りは流れ着いたゴミが散乱してます。
草はこのように土の付いた株ごと採取します。
芝浦運河に戻って、草を植える前に休息所の清掃。
草を持って巣に近づきます。
巣の中は踏み荒らされたように草がなぎ倒されています。
カルガモの仕業でしょうか?
リフォームで壁を取り払った南東の隅をみてみると・・・
おおおおぉぉ!!
卵発見!
ニワトリの卵ほどの大きさです。
数は2個
通常は何日かかけて12~15個くらい生みますから、今は出産の真っ最中なのかもしれません。
あまり長居をしていては、親鳥が巣を放棄してしまう危険があるので、写真を撮ったらすぐに退散します。
そこに、カァ~!カァ~!という鳴き声が・・・
カルガモの卵やヒナを食べてしまう恐ろしいカラスが、こっちを見ています。
ヒナが無事に生まれ、育つ事を祈りながら、みんなで観察して行きましょう。
カルガモプロジェクトではメンバーを募集しています。
一緒にカルガモの観察や、巣のお手入れ、野鳥の勉強などをしてみませんか?
連絡先
港区芝浦港南地区総合支所 協働推進課 地区政策係
電話03-6400-0013
Eメール minato82@city.minato.tokyo.jp
Posted by カルガモプロジェクト at 16:54│Comments(3)
│カモプロ
この記事へのコメント
こんにちわ。
カルガモたちが仲睦まじく泳ぐ姿をよくみかけるようになり、
ヒナの誕生が楽しみです。
ところで、茶色い頭でグレイの鴨が1羽だけ残っていますね。
仲間と北国に帰りそこねてしまったのだと思いますが、こうゆう場合、
このまま住み着くものなのでしょうか?それとも1羽でも北国めがけて
飛び立つ日がくるのでしょうか?
1羽ポツンと寂しげで見かけると気の毒で…芝次郎のように
伴侶が見つかればいいのですが。
これからも活動がんばってください!
カルガモたちが仲睦まじく泳ぐ姿をよくみかけるようになり、
ヒナの誕生が楽しみです。
ところで、茶色い頭でグレイの鴨が1羽だけ残っていますね。
仲間と北国に帰りそこねてしまったのだと思いますが、こうゆう場合、
このまま住み着くものなのでしょうか?それとも1羽でも北国めがけて
飛び立つ日がくるのでしょうか?
1羽ポツンと寂しげで見かけると気の毒で…芝次郎のように
伴侶が見つかればいいのですが。
これからも活動がんばってください!
Posted by アイランドの住人 at 2009年04月19日 19:57
その個体は確認していないのですが、北に行く、留まる、どちらも「あり」です。
まだ、これから出発するノンビリさんもいます。
また、カップルを作れなかったことを悔やんでいるのか繁殖しに北へ帰らず、
このあたりに留まる(草食系?)カモも、最近は少なくないようで、
大田区の野鳥公園沖などに適宜あつまって、ひと夏を過ごしたりするようです。
まだ、これから出発するノンビリさんもいます。
また、カップルを作れなかったことを悔やんでいるのか繁殖しに北へ帰らず、
このあたりに留まる(草食系?)カモも、最近は少なくないようで、
大田区の野鳥公園沖などに適宜あつまって、ひと夏を過ごしたりするようです。
Posted by カルガモプロジェクト at 2009年04月24日 21:16
草食系(笑)
いつも朝9時前後に休息所で1羽丸まって休んでるのを見かけました。先日はカルガモカップルにガーガーと威嚇?されたりして。。。(涙)
のんびり北に帰るか、都内で集まる?か、いずれにせよ一緒に過ごせる仲間と
出会ってほしいものです。
いつも朝9時前後に休息所で1羽丸まって休んでるのを見かけました。先日はカルガモカップルにガーガーと威嚇?されたりして。。。(涙)
のんびり北に帰るか、都内で集まる?か、いずれにせよ一緒に過ごせる仲間と
出会ってほしいものです。
Posted by アイランドの住人 at 2009年04月25日 00:12
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