2008年03月21日
心配事
沈没した桟橋と船はその日のうちに引き上げられ、オイルフェンスで囲まれていました。
しかし・・・
付近の運河には油が浮いてます。
この油は、水と空気の間に層を作り、空気中の酸素が水に溶けるのを邪魔してしまうのです。
水の中の生き物が、酸素不足で死んでしまわないか心配・・・
あと、カモたちも、粘度の高い機械油が体に付くと、油にゴミなど付着して体が乾きにくくなり、体温を保ちにくくなってしまいます。
この事故があってから、この付近のカモが少なくなってしまいました。
餌台に乗っているのはホシハジロだけ。
キンクロハジロやカルガモはいません。
浮き巣を見ると
浮巣は5つの間取りで構成されています。
この中の一番大きな部屋の隅で・・・
ホシハジロです。
隅っこで、じっとしています。
これがカルガモだったら抱卵の可能性が高いのですが、ホシハジロは渡り鳥なので、日本で卵は産みません。
もう少し暖かくなったら北の国に帰って巣を作り子供を生みます。
このホシハジロは休んでいるだけでしょう。
しかし、集団行動を基本とするカモが仲間と離れて一羽でじっとしているのは弱っている可能性が高いと思われます。
油で体温が奪われ弱ってしまったのでしょうか?
心配です。
しかし・・・
付近の運河には油が浮いてます。
この油は、水と空気の間に層を作り、空気中の酸素が水に溶けるのを邪魔してしまうのです。
水の中の生き物が、酸素不足で死んでしまわないか心配・・・
あと、カモたちも、粘度の高い機械油が体に付くと、油にゴミなど付着して体が乾きにくくなり、体温を保ちにくくなってしまいます。
この事故があってから、この付近のカモが少なくなってしまいました。
餌台に乗っているのはホシハジロだけ。
キンクロハジロやカルガモはいません。
浮き巣を見ると
浮巣は5つの間取りで構成されています。
この中の一番大きな部屋の隅で・・・
ホシハジロです。
隅っこで、じっとしています。
これがカルガモだったら抱卵の可能性が高いのですが、ホシハジロは渡り鳥なので、日本で卵は産みません。
もう少し暖かくなったら北の国に帰って巣を作り子供を生みます。
このホシハジロは休んでいるだけでしょう。
しかし、集団行動を基本とするカモが仲間と離れて一羽でじっとしているのは弱っている可能性が高いと思われます。
油で体温が奪われ弱ってしまったのでしょうか?
心配です。
Posted by カルガモプロジェクト at 08:26│Comments(1)
│カモプロ
この記事へのコメント
残念な事に、このホシハジロは死んでしまいました。
沈没船の機械油が体についてしまったせいでしょうか・・・
沈没事故のあと、数羽だけを残し、カモの群れが付近からいっせいに居なくなってしまいましたが、これは予定通りの行動だったのか?・・・
アメリカでは港湾内など指定地域で油水分離装置(Oily Water Separator)を通さないで、船内のビルジ(水垢)を船外に出し、一滴でも油が水面に浮いていると最低500ドル~という高額の罰金が科せられるというのが一般的な常識です。
こんな事故を起こして油を撒いてしまったら、数千ドルは覚悟しないと・・・
日本はあまりにも甘い・・・
沈没船の機械油が体についてしまったせいでしょうか・・・
沈没事故のあと、数羽だけを残し、カモの群れが付近からいっせいに居なくなってしまいましたが、これは予定通りの行動だったのか?・・・
アメリカでは港湾内など指定地域で油水分離装置(Oily Water Separator)を通さないで、船内のビルジ(水垢)を船外に出し、一滴でも油が水面に浮いていると最低500ドル~という高額の罰金が科せられるというのが一般的な常識です。
こんな事故を起こして油を撒いてしまったら、数千ドルは覚悟しないと・・・
日本はあまりにも甘い・・・
Posted by seabasslive at 2008年05月11日 03:18
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