2009年04月23日
カワセミも呼びたい!カワセミ・プロジェクト
「カルガモは上手く進んでいる感じ」
「次は水辺の宝石、カワセミを呼ぼう!」
これが、カモプロ内の趣味サークル(?)、
カワセミ・プロジェクト、略して「セミプロ」です。
(※予算は付いていませんので、研究段階です)
そもそも、
「都市部でカワセミ?」
と思われるかもしれませんが、
カモプロの本拠地である、芝浦・港南から直線でほんの2~3km、
港区白金には1988年(今から20年ほど前)に戻ってきて─────
なんと「ゴミ埋め用に掘った穴」で営巣。
その後も、割合とコンスタントに、連続営巣しています。
# この件は『帰ってきたカワセミ』矢野亮(地人書館 1996)で、
# 非常に詳しい記録を見ることが出来ます。
この例に限らず、カワセミの都心回帰は進みつつあり、
・ 東京が一時期よりキレイになったこと。
・ カワセミ自身がたくましくなったこと。
が、理由ではないかと考えられています。
もちろん、芝浦・港南地区での営巣可能性についても、
「夢物語ではなく、十分に可能性はある」と、
専門家の先生も、口を揃えてくださっていますので、
方法・場所・費用など含め、より具体的な研究を進めたいと思います。
さて。
初期段階として、カルガモ・プロジェクトの時と同様、
周辺調査からスタートしてみます。
★西のご近所【国立自然教育園】は、都会派カワセミの聖地。
ここでは出現率50%くらいの高率で、カワセミに出会えます。
私自身、カルガモ研究目的で行った際に、
こちらで偶然カワセミを見かけ、
「え? こんなところにカワセミ??」と、
興味を持ったのがセミプロへのきっかけ。
前述『帰ってきたカワセミ』の舞台でもありますので、
詳細はそちらを読んでいただくとして、ここでは省略。
★北のご近所【浜離宮恩賜庭園】に聞いてみました。
─カワセミは見られますか?
「見られる」
─営巣した実績は?
「詳しく観察していないので不明」
★南のご近所【都立東京港野鳥公園】に聞いてみました。
─カワセミは見られますか?
「見られる」
「海側の干潟で、小魚やエビなどを採食」
「採餌場所は、塩水でも問題ない」
─営巣した実績は?
「ない」
─なんで野鳥公園では営巣しないの?
「コンクリの護岸や、草に覆われた斜面しかないからと思われる」
「むき出しの土壁が無いと営巣しない」
なんか─────見るだけなら結構いそうですね
本当は気付かないうちに、頭の上を飛んでたりして?
さて、今回のヒアリング結果を、
芝浦・港南地区にあてはめてみると、
・ 餌の問題はなさそう(塩水/海生物でもOKと再確認)。
・ やはり問題は営巣するための「土の壁」
ということのようです。
「土の壁」を作るには、掘るか積むか、どちらかとなるでしょう。
掘る式は白金の例と同様で、
『帰ってきたカワセミ』には、理想形も掲載されています。
(観察小屋込みで、MAX10m×10mくらいのスペースがあると理想)
積む式は、面白い情報をもらいました。
2002年、墨田区押上で─────
なんと「建築用の砂を積んでおいたら営巣」
# 情報を教えていただいた、日本野鳥の会・安西英明様
# 快く資料を提供して下さった、著者の都市鳥研究会・川内博様
# 本当にありがとうございます!
これは特異な例と見られているようですが、
実績は実績として、とても参考になります。
# というか、ゴミ用の穴とか、建築用の砂とか...。
# 「水辺の宝石」カワセミって何なんだ
なお土壁ではなく、カワセミ用穴あきブロックでの営巣成功例もあります。
積む式の亜種みたいなものでしょうか。
このブロックでの営巣試験は、北海道の旭川で始まったようです。
北海道=雄大な自然というイメージですが、
やはり大きい河川は護岸整備が進んでいるので、
カワセミ用の「土の壁」は、なかなか無いようですね。
★カワセミの人工営巣「ブロック壁バージョン」例
旭川河川事務所サイト
それにしてもカワセミは、さすがアイドル!
カルガモのときと違って、研究情報も豊富です。
これはなかなか幸先が良いですよ。
ただ─────どこを掘るか、どこに積むか、あるいは新方式開発か。
セミプロは課題山積みです!
「次は水辺の宝石、カワセミを呼ぼう!」
これが、カモプロ内の趣味サークル(?)、
カワセミ・プロジェクト、略して「セミプロ」です。
(※予算は付いていませんので、研究段階です)
そもそも、
「都市部でカワセミ?」
と思われるかもしれませんが、
カモプロの本拠地である、芝浦・港南から直線でほんの2~3km、
港区白金には1988年(今から20年ほど前)に戻ってきて─────
なんと「ゴミ埋め用に掘った穴」で営巣。
その後も、割合とコンスタントに、連続営巣しています。
# この件は『帰ってきたカワセミ』矢野亮(地人書館 1996)で、
# 非常に詳しい記録を見ることが出来ます。
この例に限らず、カワセミの都心回帰は進みつつあり、
・ 東京が一時期よりキレイになったこと。
・ カワセミ自身がたくましくなったこと。
が、理由ではないかと考えられています。
もちろん、芝浦・港南地区での営巣可能性についても、
「夢物語ではなく、十分に可能性はある」と、
専門家の先生も、口を揃えてくださっていますので、
方法・場所・費用など含め、より具体的な研究を進めたいと思います。
さて。
初期段階として、カルガモ・プロジェクトの時と同様、
周辺調査からスタートしてみます。
★西のご近所【国立自然教育園】は、都会派カワセミの聖地。
ここでは出現率50%くらいの高率で、カワセミに出会えます。
私自身、カルガモ研究目的で行った際に、
こちらで偶然カワセミを見かけ、
「え? こんなところにカワセミ??」と、
興味を持ったのがセミプロへのきっかけ。
前述『帰ってきたカワセミ』の舞台でもありますので、
詳細はそちらを読んでいただくとして、ここでは省略。
★北のご近所【浜離宮恩賜庭園】に聞いてみました。
─カワセミは見られますか?
「見られる」
─営巣した実績は?
「詳しく観察していないので不明」
★南のご近所【都立東京港野鳥公園】に聞いてみました。
─カワセミは見られますか?
「見られる」
「海側の干潟で、小魚やエビなどを採食」
「採餌場所は、塩水でも問題ない」
─営巣した実績は?
「ない」
─なんで野鳥公園では営巣しないの?
「コンクリの護岸や、草に覆われた斜面しかないからと思われる」
「むき出しの土壁が無いと営巣しない」
なんか─────見るだけなら結構いそうですね

本当は気付かないうちに、頭の上を飛んでたりして?
さて、今回のヒアリング結果を、
芝浦・港南地区にあてはめてみると、
・ 餌の問題はなさそう(塩水/海生物でもOKと再確認)。
・ やはり問題は営巣するための「土の壁」
ということのようです。
「土の壁」を作るには、掘るか積むか、どちらかとなるでしょう。
掘る式は白金の例と同様で、
『帰ってきたカワセミ』には、理想形も掲載されています。
(観察小屋込みで、MAX10m×10mくらいのスペースがあると理想)
積む式は、面白い情報をもらいました。
2002年、墨田区押上で─────
なんと「建築用の砂を積んでおいたら営巣」
# 情報を教えていただいた、日本野鳥の会・安西英明様
# 快く資料を提供して下さった、著者の都市鳥研究会・川内博様
# 本当にありがとうございます!
これは特異な例と見られているようですが、
実績は実績として、とても参考になります。
# というか、ゴミ用の穴とか、建築用の砂とか...。
# 「水辺の宝石」カワセミって何なんだ

なお土壁ではなく、カワセミ用穴あきブロックでの営巣成功例もあります。
積む式の亜種みたいなものでしょうか。
このブロックでの営巣試験は、北海道の旭川で始まったようです。
北海道=雄大な自然というイメージですが、
やはり大きい河川は護岸整備が進んでいるので、
カワセミ用の「土の壁」は、なかなか無いようですね。
★カワセミの人工営巣「ブロック壁バージョン」例
旭川河川事務所サイト
それにしてもカワセミは、さすがアイドル!
カルガモのときと違って、研究情報も豊富です。
これはなかなか幸先が良いですよ。
ただ─────どこを掘るか、どこに積むか、あるいは新方式開発か。
セミプロは課題山積みです!
【オカモト】
Posted by カルガモプロジェクト at 16:02│Comments(0)
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