2009年05月03日
カルガモの習性
カルガモは冬にカップルを作ります。
そして、専門書によると
メスだけで、巣を作り、
メスだけで、卵を抱き
メスだけで、子育てをする
と書いてあります。
悲しい事にオスはオスだけで群れを作って、遠い安全な餌場で暮らすのだそうです。
しかし、カルガモの人工巣で、抱卵から子育てまでを観察すると、いろいろな発見があります。
母ガモが卵を抱いている時も、
ヒナと母ガモがカラスに襲われた時も、
すぐに駆けつける一羽のオスがいるのです。
卵を抱いている時期
母ガモは、暗くなると巣から出てきて排泄し、食事に出かけるのですが
巣から出ると、「ガー」と鳴き仲間を呼びます。
昨年は、一羽のオスが必ず飛んできて2羽で出かけていました。
今年は、三羽が飛んできて出かけて行きます。
この三羽は一羽と二羽の組み合わせのようです。
一羽が二羽を追い払う場面がしょっちゅうあるからです。
もしかすると、二羽は昨年生まれた子供達で
一羽は父ガモなのかも知れません。
この様子は動画で見ることができます。
カルガモを専門にしている鳥類学者はあまりいないのだそうです。
私たちの身近な鳥の生態。
御家族で観察してみませんか?
ゴールデンウィーク中にヒナの誕生が見れるかもしれませんよ!
Posted by カルガモプロジェクト at 08:59│Comments(0)
│カモプロ
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